空想への恋愛。妄想する論説。

タイトルはきっと関係ない。チラシの裏でしかない。タイトルは空想恋愛論説である。

電子版フリーペーパーを読んでみる。

・色々とネットをうろついていたら、『web雑誌「月刊lolliloop」』こんなモノを見つけた。実際はサイトというべきなのだろうか、雑誌という形態なら『モノ』というべきだろうかちょっと悩むところだ。 しかし、中身を見てみると雑誌の作り。文章だけなら、ブログでもやれる今日であえて雑誌形態を取っているのは逆に珍しく、違った意味で読みやすい。確かにWebだけで情報コンテンツ(小説、マンガ、ゲーム)の提供の出来る中でコミケなどの同人誌販売会等というのは駆逐されてもおかしくないのに紙媒体にこだわるのには、Webの媒体が未だ到達し得てないと事だろう。 意外にその点を読み取っているのか、特集がネット中心ではなく昔ながらのマニアじみた事を取り扱っている。実際に街中にあるフリーペーパーとして置かれていることを前提とした作りである。 ・ちょっと気がかりは『web雑誌「月刊lolliloop」』よりも電子ブックというサービスが動画、画像投稿サイトと同列になりうるかどうかである。『mixPaper』を見ると無料、有料でサービスを提供しているが、実際の所ネット配信という手を使うのなら、これでなければならない必要性はあるのだろうか。文章であればブログだけでも可能、コミックであっても同様である。雑誌形態にしてもサンプルを見せた上でPDFで十分に同様のことは出来る。 わざわざ有料サービスで電子ブックを配信していくのは、どこまでこのネット利用者が求めているかは自分には未知数ではある。あくまで個人単位であれば、有料まで使っての利用価値は少ないだろう。 どちらにしろ、新たな媒体であるとは思う。これを如何に生かすかは使い手、提供側の腕の見せ所であるのだろう。