空想への恋愛。妄想する論説。

タイトルはきっと関係ない。チラシの裏でしかない。タイトルは空想恋愛論説である。

マンガの感想

神のみぞ知るセカイ7巻 「まさかの急展開。面白くなってきたw」ヒナギク生写真付 「ハヤテのごとく!22巻限定版」発売 最近、この2冊同時発売だけど、同じ路線なだけにまとめて買う人も多いだろうけど、大丈夫かなと思う点もあるな。 根本的に両者ともパロディではあるが、元ネタかベース、下敷きかの違いがある。『ハヤテ』はいうまでもなく、元ネタがあってのパロディだし、ラブコメの典型的ギャグである。『神のみぞ知るセカイ』は根本的にギャルゲー世界ではないこと明記した上での、ギャルゲー世界を下敷きにしてセルフパロディをしている。 これは同じ路線ではあるので共通した知識もあるので同じ読者層でも十分に共有できる。 ただ、問題はラブコメとギャルゲーの最大の違いは終わりが有り無しである。作品としては何であれ終わりはあるが、ラブコメはモラトリアムの象徴であり、基本的に恋愛は始まることはあってもそれ以上に続かないのがお約束である。その為、基本的に成長もしない。つまり、主人公がスケベであればその設定は最終回になっても直ることはまずない。 一方、ギャルゲーは恋愛を楽しむモノであり、過程がきっちりと描かれる為一応の結末が存在する。その上である程度の成長過程が描かれることは少なくない。無いものも存在はするが。泣きゲーはいってしまえば、成長過程の物語ともいえる。 それはこの2作品でもいえ、結末というか進行方向に関してはかなりの違いがある。その違い、作品の課題がお互いをつぶし合う結果にはならないかは少し不安ではあった。 今巻を読む限り、『ハヤテ』も物語がようやく進んでいるし、『神のみぞ知るセカイ』も転換となるエピソードである種その不安は薄れた。ただ、単独の作品としては若干の不安要素もあるけれど、一ファンとして今後の展開を楽しみにしていきたい。 ・さすが野中英次先生www 「だぶるじぇい」1巻 おまけのカバー裏が凄い事に 女の子の絵以外は野中英次のマンガでした。正直、このマンガにはかわいい女の子はいりません。