空想への恋愛。妄想する論説。

タイトルはきっと関係ない。チラシの裏でしかない。タイトルは空想恋愛論説である。

『Steins;Gate』の感想

・『Steins;Gate』、全ルートクリアしました。いやこんな私でも、もう泣きました。ここまで暑苦しいまでに涙させるゲームは珍しいですね。 とりあえず、ネタバレは書いてないけど、ちょっと長くなったので分割してます。 ・初回は気にしていた分岐に関しては分かってはいたけどよほど客観視していないと、進めなかったのでまゆりエンドになっていました。本当に残念なのはまゆりがメインヒロインでないことぐらいだ。そのぐらい、紅莉栖を差し置いて感情移入しすぎたキャラでした。だから、最後のまゆりの独白に何度も泣きましたよ。 その為、逆に紅莉栖ルートは冷静でいました。紅莉栖にもある種の見せ場があれば、よかったのだがそれが終盤にしか無かったのが残念。それは他のキャラにおいても比重的には同じかも知れないな。 いや、ゲームにおいて重要な選択肢をプレイヤーに決断させるゲームはいいゲームであると思っているだけに本当にいいゲームでした。 ・ルートに関しては本能の赴くままに初回はした方がいいね。まず、何も見てない状態ではセーブ、ロードの繰り返しをしない限りは「天才少女のメランコリィ」の実績を解除できないだろうから。 ここらの作りは本当にうまいと思う。あまり書くと野暮なのでここでは書かないけど、前知識無しでやると何倍も面白いね。 ・後はネタバレしそうなので別ページにもまとめるとして、若干の不満はあるけど重箱の隅なので十二分に満足できる作品でした。あまり、関心がなかつたから前知識無しにプレイしたのがよかったけど、終わってみるとラジオが聞かなかったのが悔やまれるぐらい、はまっているのが怖い。 まあ、聞いていたら聞いていたらで客観視して違った受け取りになっただろうからこれでよかったと思う。前回の『CHAOS; HEAD』も後でCDが出たからたぶん出してくれるからそれを待つとしましょう。